アネハ、レオパレスそして‥
レオパレスの問題がまだくすぶっている。本来この様な問題は、起こるはずがない。建築には必ず検査機関の確認と検査が必要だからだ。
図面(図書と言う)の段階で申請を出し、大規模住宅であれば、役所の各部門と事前協議をし、許可が出なければ着工できない。
着工後も中間検査が入り、図書通りに建築が進んでいるか審査される。
工事完了となった時点で完了検査となり、図書と少しでも違っていれば建物は使えない。
しかし、姉歯やレオパレスの問題は起きてしまった。レオパレスなどはかなり昔からいい加減だったらしい。もちろん一番の責任は、建築設計を受け負った業者にある。
だが、それを見逃した検査機関の責任も重大ではないのか?
人間のやる事であるから、完璧に図面通りと言う訳には行かない。計画と違う部分がある場合、図書を直すか建物を直すかどちらかになる。だから真っ当な業者であるならば、計画にゆとりを持たせるだろう。
X社の計画の様に条例ギリギリの計画では、図書を直すと法律違反になって建築は頓挫するから、建物の方を直すことになる。
泉町に出来上がった物はどうも図書よりは大きい。それでも担当の検査機関である「東京都防災・建築まちづくりセンター」は易々と「完了」としてしまった!
いずみの会独自の調査の結果を告げて、慎重な検査を訴えたにもかかわらず…
完了検査の様子を密かに観察していたいずみの会のメンバーがいた。
センターの人はスーツ姿でやって来て、X社の社員と立ち話をした程度で帰ってしまったそうだ。
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